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ノーコードでECサイトを構築できるShopify(ショッピファイ)を解説!

2022.09.09

こんにちは!ノーコード総研編集部の横山です。

今回はノーコードでECサイトが構築できることで有名な「Shopify(ショッピファイ)」を紹介していきます。

 

現在、世界175カ国、170万店舗以上(2021年実績)で使われているShopify。

すでに名前を聞いたことがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが、なぜShopifyはこんなにも利用されているのでしょうか。その特徴や実際に利用するうえでの注意点にも触れていきます。

Shopifyの魅力

Shopifyの特徴はノーコードで誰でも本格的なECサイトが作成できるということです。100種類近くのベースとなるテンプレートを選択し、写真やカラーを変更するだけでデザイン性の高いサイトを構築することができます。
また、例えばテンプレートにはスライドショーが入っていないけど、スライドショーを追加したいという自由度の高い編集もノーコードで簡単に編集することができます。

そして、デザインだけでなく機能の追加もノーコードでできてしまうのがShopifyの大きな魅力の1つです。
Shopifyには豊富なアプリが用意されていてを追加するだけで機能を拡張することが可能です。商品レビューを投稿できるようにする、SNSのフィードを表示するというような拡張はそれぞれ要望に合うアプリを追加するだけで対応できます。
このアプリは世界中の企業から提供されており、アプリの豊富さやリリースされるスピードも特徴です。

またサイトの作成だけでなく運用にあたってかかせないサイトの分析もShopify上で行うことが可能です。

低コストで運用ができる

ノーコードでクオリテイの高いサイトが作れ、運用面でも充実しているShopifyですが、月額$29〜と低コストで利用することが可能です。
また決済サービスShopifyPaymentも用意されていて決済手数料3.25%〜で使用することができます。(金額や手数料は2022年時点)
初期費用もかからないので、まずECサイトをはじめてみたい時に利用しやすいのもShopifyが選ばれる理由ではないでしょうか。

ノーコードとしてのShopifyの進化

ここまでShopifyのサービスの特徴に触れてきましたが、ノーコードとしてのShopifyの進化についても触れてみたいと思います。2021年のアップデートで商品に対し独自の属性(メタフィールド)を追加することが簡単に対応することができるようになりました。
例えば商品の価格やサイズのように標準で定義されている以外の情報、原材料や賞味期限といったデータを定義することができます。

以前までは商品説明内に記載しないといけなかった情報が、メタフィールド (商品属性)に定義できるようになったことで、サイトの好きな箇所にメタフィールドを表示できるようになり、デザインの幅も広がりました。

このような進化を経てShopifyはますます使いやすいサービスになっています。

Shopifyを利用する際に気をつけること

便利なShopifyですが利用のうえでは気をつけたほうが良いこともあります。
前述した機能拡張のアプリの利用はShopifyのサービス利用料とは別に利用料金がかかるものもあります。月額のサブスクリプション制のものから、販売件数や出荷件数に応じた手数料など料金形態は様々で、アプリを複数利用すると想定よりもコストがかかる可能性があります。
またアプリを複数入れるとサイトの動きが遅くなることもあるので、どのアプリを入れるのか、無料のアプリで代用可能か、必要な要件と予算でアプリの利用を調整するのが良いと思います。
アプリには無料期間が設定されているものが大半なので、無料期間中にとにかく数多く触れてみるのがオススメです。

アプリは海外製のものも多く設定画面やドキュメントが英語であるものも多いのが現状ですが、日本語や日本の商習慣に対応したアプリが国内の企業からも続々とリリースされています。
この進化のスピードを体感できるのがShopifyの楽しさでもあります。
ぜひ1度Shopifyの世界に飛び込んでみるのはいかがでしょうか。

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